新生児期に授乳を整えることで、その後の乳房トラブルは減らせる
Maapalloは開院10年を迎えます。
産後の授乳サポート、乳房ケアに携わっていると見えてくることがあります。
・新生児期は原始反射で吸啜が覚えやすい
・多くのママが浅い授乳に気づいていない
・早期に授乳を整えることで乳房トラブル予防になる可能性
このような理由から、直近100件ほどのデータをまとめてみました。
グループA
・退院直後〜2ヶ月以内に受診
・授乳がうまくいかない、つまりや白斑、乳腺炎などの乳房トラブルで受診
・乳房ケア
・セルフケアの指導
・授乳指導もあり

グループB
・産後3ヶ月以降の乳房トラブルで初診
・乳房ケア
・セルフケアの指導

再診率2.4倍の差
なぜ、申請時期の授乳サポートは大切なのか
このデータからもわかります。
母乳育児のトラブルは「詰まったらケアする」
よりも
「最初に授乳を整える」ことで予防できることがあります。
当院での症例をもとに簡易的に分析すると、
退院直後〜2ヶ月までに授乳サポートを受けた方
乳房トラブルによる再診率
▶︎15%
一方、
3ヶ月以降乳房トラブル初診された方
乳房トラブル再診率
▶︎36%
→2.4倍の差
という結果でした。
つまり、
新生児期に授乳を整えた方がその後のトラブルが少ない傾向にありました。
ここでのは再診は、
・授乳練習のため初期に複数回受診や産後早期の乳房の張りが強く複数回ケアを行うことは含まれておりません。
・卒乳ケアでの再診は含んでおりません。
・乳房トラブル:しこり・乳腺炎・白斑など
授乳確率後の乳房トラブルによる再診率を検証しました。
リピートを促す運営ではなく
ママ自身が自立した授乳ライフを送り、困った時にいつでも頼れる存在でいることをポリシーにしております。
地域に根ざした産後ケア
2026年、出張助産院Maapalloは開業10周年を迎えました。
開業の頃まだ3歳と1歳だった子供たちは、今年中学2年生と小学6年生になります!
これまで母乳育児や産後ケアを通して、
多くのお母さんと赤ちゃんに出会うことができました。
助産院として歩んできたこの10年は、
地域の皆さまに支えていただいた時間でもあります。
心から感謝申し上げます。
産後の環境はまだ十分とは言えない現状もありますが、
地域の助産師として、
少しでも母子が安心して過ごせるよう
これからも活動を続けていきたいと思っています。
